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ハウス・ミュージックのパイオニア
フランキー・ナックルズ、ラリー・ハード、
グレン・アンダーグランド....
彼等が語りかける“シカゴ・ハウス”の物語とは?

<キャスト>


フランキー・ナックルズ

ハウスのゴッドファザーとして語られる彼は、70年代にニューヨークの“ロフト”にてダンスカルチャーの洗礼を受け、ラリー・レヴァンと共にニッキー・シアーノのクラブ“ギャラリー”にてDJのスキルを学ぶ。1977年にシカゴに新しくオープンした“ウェアハウス”のレジデントDJに招かれ、拠点をシカゴに移すこととなる。彼はニューヨークのアンダーグランド・ダンスカルチャーをシカゴに伝播させた張本人であり、後の“ハウス”と呼ばれる音楽の発展に最も貢献したDJである。本編では彼の口から“ウェアハウス”や当時の状況やシカゴのシーンについて貴重な言及を行なっている。


ロレッタ・ハロウェイ

シカゴ出身で後にかのラリー・レヴァンに“クイーン・オブ・ガラージ"と言われたソウル・ディーヴァ。70年代にソウル・シンガーとして歩み出し、ディスコブームの到来に合わせるかのように数々のヒット曲を飛ばしていく。現在でも精力的に活動し、東京新木場のクラブagehaのオープニングの際にライヴを披露するなど、ここ日本でも人気を博す。ガラージ=ニューヨークのシーンで語られることが多い彼女だが、その成功には地元シカゴのDJ達による熱いサポートがあったからであり、本編の冒頭でロレッタはニューヨークとシカゴを結んだ楽曲“Love Sensation”を象徴的に歌いあげる。


ラリー・ハード

シカゴにてロバート・オーウェンス、ロン・ウィルソンと共にフィンガーズ・インクを86年に結成し、ハウス史に残る名曲“Can You Feel It”をプロデュースしたことで知られるDJ/プロデューサー。ミスター・フィンガースの名義でシカゴハウス最高峰アルバム『Amnesia』を生み出し、その後のアルバム『Introduction』ではビルボードのR&Bチャートの上位に入るなど数々の名作を残している。現在でもコンスタントに活動を続け、日本にも度々来日し、熱狂的なクラヴァーから熱い支持を得ている。本編では、当時のシカゴのハウス・シーンについての印象や、初めてクラブ体験した時の思いでについて語るなど貴重なインタビューを収録。また、本編のサウンドトラックにミスター・フィンガースの“Amnesia”を提供している。


スティーヴ“シルク”ハーリー

グラミー賞に4度ノミネートされ音楽的才能が評価されるなどハウス・ミュージックの認知度を世界的に広く知らしめたシカゴ出身のプロデューサー、リミキサー、DJ。85年に発表された"Music Is The Key"はビルボードのダンス・チャートで9位にランクインし、これがきっかけとなり、シカゴのアンダーグランド・ダンス・シーンが全米で注目されるようになる。また86年に発表の"Jack Your Body"はイギリスでヒットし、UKナショナルチャート1位を2週続けて獲得するなど、 人気のプロデューサーとなる。現在でも自身のレーベルSilk Entertainmentを中心に楽曲をリリースし、現役のDJとしても活躍している。


グレン・アンダーグラウンド

シカゴ・ハウス第二世代を代表するDJ/プロデューサー。繊細なキーボード・ワークを発揮したジャジーなインストもののトラックから、アフロ・テイスト溢れるパーカシヴなビート、テクノに近いミニマル・トラックなどこれまで多種多少な作品をプロデュースし、ここ日本でも人気のDJである。95年のドナ・サマーの“I Feel Love”をリミックスした“I Feel Dub”など数々の名曲で話題をよび、2000年のアルバム「Lounge Excursion」ではスピリチュアル/ソウルフルなジャズテイストの作品に仕上げられており、ハウス以外のクロスオーヴァー・ミュージックのファンを獲得し、04年には日本のディープハウス・レーベル、ライフラインから「Black Resurrection」がリリースされるなどここ日本でもジャンルを越えて評価されるプロデューサーである。


アンドレ・ハチェット

シカゴのDJクルーThe Chosen Few(ジェシー・サンダース、ウェイン・ウィリアムス、アラン・キング、トニー・ハチェット)のトニー・ハチェットの弟としてDJデビューの場を与えられ、その後シカゴを離中心に活動を続けているDJ。フランキーがニューヨークへ戻り、ロン・ハーディが若くしてこの世を去った後にシカゴのシーンを活性化し続け、現地では絶大な人気を誇る。日本ではまだその名を知られていないが、シカゴではフランキー、ロンと並び伝説のDJと称された彼の存在が明らかにされる。


ロバート・ウィリアムス(クラブ“ウェアハウス”“ミュージック・ボックス”オーナー)

ハウスを語る上でかかせないクラブ“ウェアハウス”の経営者であり、後にフランキーがこのクラブを離れ自身のクラブの“パワープラント“をオープンさせると、新しいクラブ“ミュージック・ボックス”でDJロン・ハーディーを雇い、2人のDJを競わせシカゴ・ハウスのシーンを活性化させた張本人。ウェアハウスはハウスの語源となったのは周知の事実であるが、ミュージック・ボックスとロン・ハーディーのプレイは後に対岸の都市デトロイトのクラブ・ミュージックを牽引するデリック・メイやセオ・パリッシュが最も影響を受けたと公言していることでも知られている。

その他の出演:
ケニー“ジャミン”ジェイソン(Hot Mix 5)ジェシー・サンダース(The Chosen Few、Jes Say Records)、アラン・キング(The Chosen Few)、ウェイン・ウィリアムス(The Chosen Few、Jive Records)、ジョー・スムース(“Jack Trax”プロデューサー)、クレイグ・ロフティス(プロデューサー)、ローリー・ブランチ(シカゴの女性DJ、Vertigo)ロバート・オーウェンス、ジュリウス“ザ・マッド・シンカー、他

収録楽曲:
 “Love Sensation” Loleatta Holloway、 “Godfather Of House Music” House People、 “Disco Circus” Martin Circus、 “Amnesia” Larry Heard、 “It’s House”Chip E、 “We Got The Funk” Positive Force、 “Don’t You Want Some” Chip E、 “Dirty Talk” Klein & M.O.B、 “Promised Land” Joe Smooth、 “Find The Music” Chip E、 “ House Spunk” House People、 “If You Only Knew 2K” Chip E、 “Just An Illusion” Imagination、 “Bostich” Yellow、 “Shine Over The Night” DJ Aphordite Terra、 “Like This” Chip E

<Credit>

シカゴ・ハウスのパイオニア、チィップ・E監督作品

監督:
チップE aka チップ・エバハート
キャリア20年以上を誇るシカゴのDJ/プロデューサーであり、フランキー・ナックルズ初の12インチシングル“You Can’t Hide”の共同プロデューサーでもある。ハウス・ミュージックを定義した傑作EP“Jack Trax”のプロデューサーとして知られ、本編ではその制作舞台裏の秘話が語られている。現在はビヨンセ、ジェームス・ブラウンといったミュージシャンのDVD作品の制作を手がけ、その映像手腕の腕は米Apple社の映像セミナーを担当するほどの実力の持ち主。
制作: チキン・ランチ・フィルムス
(Chiken Lunch Films)
プロデューサー:
チップ・エバハート(Chip Eberhart)&
キミー・D(Kimmie D)
監督: チップ・エバハート(Chip Eberhart)
制作国: アメリカ合衆国
本編: 約99分
字幕監修: MOODMAN
字幕: 浅沼 優子

© 2006, Chicken Lunch Film & Productions, Inc.